ペット連れて上海から入国したVoka&Kila様より、SNSでの投稿のリポスト(翻訳有り)の許可を頂きましたので、当ブログでご紹介いたします。
Voka&Kila様(Red ID:236684913)、ありがとうございます。
上海到着から隔離ホテルまで
飛行機が上海に到着したら防護服を着た係員が機内に入り、乗客はアナウンスの通知後、指示に応じて機内から出ます。
私たちの場合はまず搭乗者4名指名後、その後、前列1-8列、9-19列、20-44列、そして45から最後の列の順に降りました。
飛行機を降りたところからは防疫対策により通路は一方通行で前の人についていくだけです。
そして検疫同意書にサインします。署名が終わったら書類を持って指先コード(黄色コード)(中国語名;指尖码)とパスポートを用意します。
指定机械の上で指先コードをスキャンし体温を測ったら、前に進むことができます。とても長い階段を通るので、手荷物は控えめにすることをおすすめします。
そしてPCR検査を待ちます(空港のPCRは本当に怖いです!私の前の人は吐きました。。)
PCRが終わったら税関を出ることができます。空港係員は先に検疫同意書を受け取り、前に進み入国審査を行います。
税関の係員はパスポートを見ながら、「あなたはどこからきましたか?」「3か月以内に他の国に行ったことがありますか?」などの質問をし、それから税関に自分の電話番号を提示したら終わりです。
入国管理のゲートを出たら荷物を受け取ります。申告するものがなければ無申告通路を通りますが、今回私たちは犬を連れているので赤色の申告通路を通りました。
申告方法は簡単です。微信ミニプログラムを開いて<税関旅客コードサービス>(中国名:海关旅客指尖码服务)を検索、それからペットの申告を選択して、必要項目を入力し申告したらOK。申告後、係員は以下の書類を回収します。
狂犬ワクチン証明書のコピー
狂犬病抗体検査証明書のコピー
出国国の政府機関発行の検疫証明書の原本
申告者のパスポートコピー
それらを終えたら申請成功、ペットの身分も法律上認められる事になります。
早めに機内でペットの申告をしたほうがいいです。結構時間がかかります。空港のネット環境も不安定です。
申告通路を出ると、防護服を着た係員に行き先の居住区を聞かれます。指定のQRコードをスキャンして個人情報と隔離後の行先を記入します。
パスポートを係員に預けバスに乗ります。行先は到着しないと分かりません。(必ずペットを連れている事を知らせて下さい。)
ちょっとしたアドバイス
ペットのすべての資料は事前に2、3部のコピーを取っておきましょう。
機内はエアコンがとても効いてるので、上着持参をおすすめ、ワンちゃんもにも脱ぎやすい服で風邪を引かないようにしたほうがいい。(機内持ち込みの場合)
機内で配られたスナック菓子と水は持参したほうがいい、飛行機を降りてからホテルに着くまでの時間がかなり長いのとホテルに着く時間は比較的遅く、多くのホテルは食事を提供しません(ホテルによって異なります) 普通は翌日の朝まで待ってやっと朝食がでます。
中国の携帯電話番号を前もって取得する。たくさん資料に記入しなければなりません。トイレに行きたい場合は必ずPCRサンプル同意書に署名する前に行ってください。
バッグを消毒する時は必ずペットを取り出し、15 ~ 20分待ってからバッグに戻しましょう。
*もし隔離ホテル側がペット連れを許可しない場合は、空港の係員から連れて行けると言われてバスに乗車したことをホテルスタッフに強調してください。
私もそうでしたが、亚朵のホテルスタッフは私がペットを連れてることを知り、規定ではペットを連れてチェックインできないといわれました。
しかし私は彼らに、空港でバスに乗る前5,6回確認して、連れて行くことができると言われ車に乗った事を主張しました。
その後、スタッフが上司に相談後泊まれる許可がとれました。ペット代を含め、毎日520元の宿泊代、無害化同意書(本人が陽性になった場合の殺処分同意書)はありませんでした。室内備品を破損した場合は弁償する旨を承諾しデポジット1000元を支払いました。
あるいはホテルに着いたらペットは家族に迎えに来てもらって、連れて帰っても良いとのことでした。
(以上、原文中国語から翻訳の為、多少伝わりにくい部分もありますが、ご参考にされてください。翻訳:トランジットアジア:王幸)
トランジットアジアからの一言
大変な時期にも関わらず、大切なワンちゃんとの渡航、お疲れ様でした、また入国時の体験記をシェアさせて頂き、ありがとうございます。
今回の渡航者様の体験記を拝見し、今後日本からワンちゃんネコちゃんを連れてくる計画がある方へいくつかのポイントをお知らせします。
ペットの入国検疫手続きは、現在アプリ上で申請することとなっています。日本出国前からアプリには目を通しておき、アップロード必要書類のデータ準備をされておかれると良いですね。
隔離ホテルについては、都度状況に応じ当日に決定します。上記の例では、ご家族がペットを迎えに行く事が可能でしたが、とてもラッキーな場合です。隔離ホテル側との交渉次第となりますので、隔離期間中同室でペットと滞在することを前提に、フードやトイレシートなどの準備は必須です。ホテルによっては犬の散歩対応(別途費用)で対応しているところもありますが、これも隔離ホテルまたはその時の検疫対策状況により確定的なものではありませんので、事前準備はしっかりされて渡航されてください。(トランジットアジア:松雪)