湿度対策!その荷物カビませんか?

上海の夏は湿度が高く、毎日ジメジメとした日が続きます。
そんな中で「荷物を発送するとき、カビたりしないかな?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

実際、荷物はカビるのか?
残念ながら答えは「カビます…」。
自然現象のため、カビを100%防ぐことが難しいのが現実です。

カビが発生しやすい条件
温度25〜30度
湿度70%以上
通気性が悪い状態
→ 上海の夏はまさにカビが発生しやすい環境。

カビやすい荷物の例
革製品(バッグ・靴・ベルト)
衣類(特に天然素材)
本・書類
木製家具
→ カビがつくと臭いやシミの原因にもなります。

トランジットアジアでは、梱包時に必ず乾燥剤を使用し、カビ対策を徹底しています。
また、事前にお届けした資材(ダンボールなど)を回収する際には必ず状態を確認し、
湿度で箱がやわらかくなっていたり、湿っている場合には新しい箱に交換して再梱包するなどの対策も行っています。
こうした取り組みを始めてからは、お客様から「荷物がカビていた」というお声はいただいておりません。

しかし——カビは油断大敵!
では、お客様ご自身でできるカビ対策にはどのようなものがあるのでしょうか?

①乾燥剤や除湿器を使用する
上海での夏場を乗り越えるためには必須ですよね。
特にクローゼットなどは湿気もこもりやすいので、乾燥剤の導入や定期的に除湿器を使用するのをおすすめしております。
トランジットアジアでも梱包には乾燥剤を導入しておりますが、
心配な方はご自身でも乾燥材をいれておくのをおすすめします。

私は一度日本へ引越しを伴う帰国しているのですが、まさに6月に荷出しを行いました。
プラスチックケースに洋服をつめて乾燥剤をいれた状態で梱包してもらいカビることなく無事に届きました~!
船便であれば乾燥剤などを使用できるので心配な方はご自身でも用意されると安心かもしれません。

②日当たり、風通しの良いところで保管する
事前に資材をご希望される方もいらっしゃいますが、保管は必ず日当たりがよく、風通しも良いところで保管されてください。
以前ご自宅にダンボールを引き取りに伺った際に湿気で箱がふにゃふにゃになっていた…という事がありました。
これではせっかく詰めた荷物にも影響が…!
エアコンは結露したりする可能性もあるのでエアコンの下に荷物を置かないようにしてくださいね。

③衣類や靴をしっかり乾燥させておく
荷造りまでに洗濯したりする場合もあるかもしれません、しっかりと乾かした状態にしておきましょう。
乾燥機があるご家庭は活用されてください、湿ったままではカビの原因になります!

④仕分けの際にカビがないか確認する
荷物の仕分けや整理を行う前に荷物の状態をチェックしましょう。
他のものと一緒にいれてしまうと更に被害がひどくなる場合も…、既にダメージが出てしまった場合はクリーニングなどで綺麗にしてから他のお荷物と一緒にするようにしてください。

カビは自然現象となり、貨物がダメージを受けた際は基本的に保険対象外となります。
気になるお品物は事前にお申し付けください、梱包時に乾燥剤を多めに使用するなど対応いたします!

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