海外引越し漢方薬品はOK?NG?

引越しの下見をしているとお客様から○○って持って帰れる?とご質問頂くことが多くあります。
今回のブログはそんなよくご質問いただくお品物に関して解説していくシリーズです!

漢方薬品

中国にいると身近に感じる品物の1つではないでしょうか。
こちらに赴任されてから愛用されはじめた方も多いかと思います。

帰任がきまったとなると漢方薬品って持って帰れるのかご質問いただきます。

残念ながら漢方薬品はお預かりができません。

中国では薬として使用される鹿の角などは学術名や証明書などが必要となります。
そもそも中国では薬と認可されていても、日本では認可されていない可能性が非常に高いです。
また自然界のものを使用しており植物由来のものは植物防疫所への確認、
動物由来のものは動物検疫所など各所への届け出や確認が必要となります。

例えば鹿の角であれば学術名などを証明できるものの取得が必要となる場合がございます。
その証明を取得したとしても税関にて検査対象となった場合、
お客様のお荷物全てが税関で止まってしまいます。
また検査対象となり検疫費用が発生した場合は実費にて請求させていただきます。
みかんの皮(未加工のもの)など植物由来のものは未加工となると植物と判断されるため検疫所への手続きが必須とります。

これならいいかな!と思ってもその漢方薬品1つで全てのお荷物が止まり、時間もお金もかかる可能性がございます。

そのためトランジットアジアでは漢方薬品に関してはお預かりをお断りしております。

日本で処方された漢方薬品や市販薬の漢方薬品はお預かりが可能ですので、ご安心ください。

お預かりしたお荷物がスムーズにお届けできるようトランジットアジア一同努めて参ります!
お預かりできないお荷物に関してはご協力をお願いいたします。
これはどうなの?と気になるお品物あればトランジットアジアへご連絡ください。

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