引越荷物が届いたらショック…！海外引越で実際にあった破損例と対策
海外引越しでは、輸送距離の長さや積み替えの多さから、国内引越しに比べて破損のリスクが高くなります。
私たちトランジットアジアでは、できる限り丁寧な梱包と慎重な取り扱いを行っていますが、
それでもごくまれに破損が発生してしまうことがあります。
この記事では、実際に海外引越で発生した破損の実例を紹介と、トランジットアジアで梱包時の対策に関してまとめました。
現場での対策を知っていただくことで、
海外引越しをより安心してご利用いただける一助になれば幸いです。
ヒビ割れ
食器やグラス・花瓶などのひび割れ、一部欠けたりすることも…、
またガラス製はイメージがつくかもしれませんが、次いで多いのがプラスチックケースです。
特にカドの部分はダメージが起きやすい印象です。
トランジットアジアでは食器やグラス・花瓶には緩衝材とプチプチを使用し１つ１つ丁寧に梱包し、
箱にFRAGILE(＝壊れやすいので取り扱い注意）のシール注意を貼っています。
またシールが貼られた箱は運び出しや箱積みする際には、下段にならないように管理しております。
プラスチックケースは衝撃で中身が飛び出ないように緩衝材をいれて引き出し内につめています、
こうすることで運送時の揺れで引き出しがむやみにあいて物が出たり、引き出し部分にキズが付かないように対策をしております。
全体をプチプチで梱包し、お品物同士が箱内でぶつかってダメージが起きないようにダンボールをあてて梱包するなどの対策もしております。
キズ・へこみ
家具などは衝撃や箱内でお品物同士がぶつかったりしてキズやへこみが発生する場合がございます。
お荷物によってはそのままの状態では梱包で梱包すると破損やダメージが起きるため解体する場合があります。
梱包前には必ず目視でキズやダメージを確認し、発見した場合は事前にお客様と確認をしております。
お品物の状態を確認してから、工具を使用しダメージが起きないように注意しております。
必要に応じて専用の木箱を作成したり、同じ箱に全てを詰めずに分けて梱包するなど対策しています。
鏡などは鏡面が分かるように箱にテープでマークを作りガラス面が下にならないように工夫しております、
ものによっては逆さまにならないように方向の矢印を箱につけています。(ギターなど)
パーツの欠品
解体時に起きてしまう可能性があるのがネジや部品の紛失。
まずは解体時に部品やパーツが不足してないか確認しております、解体したパーツや部品はチャック付きの袋に入れて漏れないようにしっかりと封をします。
解体した家具や部品がバラバラにならないように、まとめた部品は養生テープを使い家具などに張り付けを行います。
また梱包用紙に包む際は開梱時に緩衝材と見間違えしないように、マジックで【パーツあり】と記入しております。
トランジットアジアでは解体せずに梱包できるものは、そのまま梱包しております。
パーツが不足したり解体することで発生しそうなダメージを防ぐためです、
解体したほうがダメージの発生が起きにくいと作業員が判断した場合のみ解体の対応をしております。
トランジットアジアでは下見時に大きなものやダメージを受けやすいものなどはお写真を撮り事前に共有し、
引取の際に十分な資材や梱包できるよう努めております。
また家財保険は項目をしっかりご確認の上、万が一ダメージが発生した際に補償ができるよう記入をお願いいたします。
気になるお品物があればご連絡ください。
また万が一に備えて必ず家財保険をかけていただくようお願いいたします。
