==追記:2020年7月15日===
2020年7月15日より、養犬登記証は上海で出国検疫手続きを行う場合の必須書類に変更されています。
養犬登記証の取得については、以下URLにて2020年7月現在の最新の取得方法をご案内しています。
https://transit-asia.com/blog/archives/23891
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引越しの「トランジットアジア」松雪です。
前回のブログ「上海のペット ワンちゃんの上海市民への道 免疫証明の取得」で、免疫証明の取得までをご案内しましたが、いよいよその続き、養犬登記証の取得手続きをご案内します。
養犬登記証はお住まい近郊の派出所で登録を行い、晴れてワンちゃんも上海市に登録され、上海市民と成れるわけですが、この養犬登記証は、日本に連れて帰る際の必須条件ではないことから、登録してない方が結構いらっしゃいます。
また、お住まいの場所(内環内か外環内か)や、去勢手術の有無により若干金額が異なりますが、毎年費用が掛かる為、多くの犬が登録されていないと聞きます。
何かあってからでは遅いので、特に私たちはここ中国では外国人。手続きはちゃんとしておきましょう。
*以下の内容は、周家橋界隈(仙霞路や天山路あたり)にお住まいで、周家橋派出所への登記手続きの場合です。
*各派出所により、登記手続きは曜日が指定されていたり、必要書類が異なります。
(これまでの弊社の経験では、ほとんどの派出所で必要書類が大きく異なります。。。)
【 派出所の場所 】 |
周家橋 派出所 (万航渡路)
仁恒河濱花園、天山河畔花園、新天地河濱花園など、古北天山エリアにお住まいの外国人のみなさんが、臨時居留許可(境外人員臨時住宿登記単)を申請するとこです。
お住まい近郊の養犬登記をする派出所の場所が分からない場合、臨時居留許可を取得する派出所に聞きましょう。
【 必要書類 】 |
1、青い手帳
2、免疫証明カード
3、上海市犬只狂犬病免疫証明
4、上海市養犬登記申請審批表 (動物病院で用紙をもらっておくか、派出所で用意してもらい記載)
5、飼い主のパスポート原本、顔写真ページコピー
6、お住まいマンションの賃貸契約書原本、全項コピー(犬を飼うことに関して大家が許可している文面があることが望ましい)
7、大家さんの身分証コピー
8、房産証
9、去勢手術歴があれば、それを証明できる書類(上海市犬只絶育手術証明書)
*登記費用が安くなります
こちらが、上海市養犬登記申請審批表。
【 手順 】 |
必要書類をすべて提出すると、係りの方がカタカタPCに入力し、待つこと20分くらい。
上海市養犬登記申請審批表の下半分が切り取られ返却されます。
だいたい質問はこんな感じ。
係の方「あなな飼い主ですか?」
こちら「はいそうです。(。。カードにそう書いてありますけど。。)
係の方「去勢してますか?」
こちら「していません。」
カタカタ、、カタカタ。。
係の方「はいじゃあこれね。」上海市養犬登記申請審批表の下半分が渡される。
こちら「あのー。いつ頃登記終わりますか?」
係の方「電話しますよ。」
こちら「いつ頃ですかね?」
係の方「1か月くらい。。んー 2か月かな。。」
こちら「分かりました。。。。」
とっまあ、こんな感じ。
で、待つこと、2ヶ月。公安から電話がありました。
派出所に身分証と上海市養犬登記申請審批表の下半分、費用500元を持参し、やっとカードがもらえました。
このカード、毎年更新が必要なのですが、数年おきに絵が変わるようです。
これは3年ほど前のカード
ワンちゃんもようやく上海市民になれて、安心です。
手続きが大変!、時間がない!、中国語はちょっと!、そんなワンちゃんの飼い主様には、トランジットアジアで代行手続きをしておりますので、お問い合わせください。
ちょこっと中国語 =ワンちゃん飼うなら知っておこう!= |
狂犬病以外のワクチン
ジステンパー = 犬瘟热
パルボウイルス = 細小病毒
コロナウイルス = 犬冠状病毒肠炎
レプトスピラ症 = 犬钩端螺旋体症
犬アデノウイルス(2型) = 腺病毒2型
犬パラインフルエンザ = 犬副流行性感冒
犬伝染性肝炎 = 犬传染性犬肝炎
*中国の動物病院では8種混合が主流です。
==追記:2020年7月15日===
2020年7月15日より、養犬登記証は上海で出国検疫手続きを行う場合の必須書類に変更されています。
養犬登記証の取得については、以下URLにて2020年7月現在の最新の取得方法をご案内しています。
https://transit-asia.com/blog/archives/23891
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