蘇州から日本にペットを連れて帰る手続き | トランジットアジア

蘇州から日本へペットと一緒に帰国する方法
ペットの帰国手続きは蘇州市内の動物病院や税関(検疫所)にて手続きを行い、最寄りの上海/杭州/無錫/南京等の空港から日本への受託手荷物扱いや機内座席持込み扱いで一緒に帰国することが可能です。ペット可の航空会社や到着可能な空港は主要空港を網羅していますので、東京や大阪以外にも福岡や名古屋、神戸などにも一緒に飛行機で連れて帰ることが可能です。 なお、蘇州市にはその中に行政区(呉中区、相城区、姑蘇区、虎丘区などの区)と県級市(常熟市、昆山市など)があり、各区や市には各々管轄している税関がありますので、お住まいの地区によりどの動物病院や税関で手続きを行うかが分かれています。
受け入れ可能な航空会社とフライト詳細
日系航空会社(ANA、JAL)、中国系(MU、CA、CZ)、韓国系(OZ、KE)などがフライトの選択肢になります。 犬種や猫種により日系のみの選択になる場合や、小型犬猫の場合の座席持込みなどと、ワンちゃんネコちゃんの性格や体質、飼育者様の愛犬愛猫のご状況、ご要望によりフライト選定が可能です。 お手続きを開始される前に、犬種や猫種に対する航空会社の制限や規定などを考慮し、渡航可能ルートに沿ったお手続きを推奨しております。 下記の手続きは一般的な犬種や猫種をお住まいの蘇州で検疫手続きを行い、近郊の上海から直行便で日本へ連れて帰る場合のお手続きとなります。
トランジットアジアでは、様々な犬種や猫種の対応をしていますので、その子にあった渡航手続きやその準備をご案内しています。
蘇州から犬連れ、猫連れで帰国する手続き手順
===STEP1===
1、生後91日経過後に15桁の国際ISO規格マイクロチップを検疫指定動物病院で装着(チップ代と装着費で約400元)
2、免疫指定動物病院で1回目の狂犬病予防接種(約50元)。ワクチン手帳と狂犬病免疫証を入手
3、ワクチン接種後に養犬許可証を申請取得
4、2回目の狂犬病予防接種(約50元)。狂犬病免疫証を入手
5、免疫指定動物病院に予約後、狂犬病抗体検査のための採血手続き (約2500元)。
*1と2は同日に実施可能です。マイクロチップは中国の国番号である156から始まるチップの装着を推奨しています。
*2と4は30日以上の間隔が必要です。
*5は4の2週間後頃がベストタイミングです。
*狂犬病抗体検査の結果が基準値を満たしていれば5の採血日から180日経過すると、日本へ(係留なく)帰国が可能になります。
*蘇州市では犬/猫の個人での血清の国外持出しに必要な検疫証明書が発行されません。(日本では猫の血清に検疫証明等は必要ありませんが、中国では必要な書類です。)よって、蘇州市で行う抗体検査は代理業者手配による動物病院から直接ドイツ等の日本の動物検疫所指定の検査機関へ送付する手続きを推奨しています。
ここまでがSTEP 1 としての事前準備になります。 日本から連れてきた犬猫の場合や、過去に狂犬病抗体検査を実施した経緯があれば、上記の手続きや日数などは異なります。
ポイントとしては、5の狂犬病抗体検査の為の採血を実施してから180日経過(通称:180日の待機期間)が必要なので、帰国の8ヶ月前頃から準備が必要になります。急な帰国に備えてお手続きは早め早めに行いましょう。一般的にはいつ帰国になるかわからないなどの状況の場合、いつでも帰国できるように帰国未定でもSTEP1までのお手続きを済ませておくことが重要です。
なお、トランジットアジアのペットの帰国検疫代行サービスでは、お住まい地区の検疫指定動物病院への予約、抗体検査時の予約や通訳立会いによるお手続きをサポートしております。
抗体検査までは完了し、無事に検査結果書類を入手しましたら、いよいよ帰国の準備です。
帰国時期が未定でも、2年以内に帰国が想定される場合や、いつ帰国になっても間に合うように準備しておきたい方はSTEP1までは完了させましょう。
帰国予定が決まると、いよいよSTEP2の出国手続きです。
===STEP 2===
6、出国の40日前までにクレート等の準備、帰国便の予約、到着予定空港の動物検疫所へ届出
7、日本の動物検疫所より届出受理書を入手、FORM AC雛形の入手
8、出国20日前頃に税関システムにて出国検疫申請、審査完了後に電話で検査日時の予約
9、出国10日前以内に検疫指定動物病院でFORM ACの認証、蘇州市の指定税関にて検疫検査
10、2〜3日後に税関より検疫証明書(動物衛生証明書)を入手
11、免疫指定動物病院で動物衛生証明書のコピーに動物病院の認証(押印)(要FORM ACと同印)
12、検疫証明書(動物衛生証明書)、FORM ACを到着予定空港の動物検疫所へメール送信し書類に不備がないか確認
13、出国当日、定刻2時間前にチェックイン、書類確認を経て搭乗手続き
14、日本の空港に到着後、バゲージエリアでケージをピックアップして検疫カウンターで輸入検疫検査
15、検疫検査完了後、輸入検疫証明書を入手。税関を通過し到着ロビーへ
STEP 2 は帰国日の40日前までの届出等の準備から帰国10日前の一番忙しい時期に、税関行って、動物病院行ってと慌ただしい手続きが必要です。また、税関での検疫検査は曜日により担当者不在の場合もありますので、スケジュールは余裕を持って臨みましょう。
蘇州在住の方で、お手続きに不安がある方や、動物病院の予約や通訳対応等のご希望がございましたら、トランジットアジアまでご連絡ください。 STEP1、STEP2の全てのお手続きのご相談やご案内、検疫申請代行等に対応しています。 もちろん面倒な税関システムや予約も代行いたします。 要となる「抗体検査時の採血」「出国前の税関での検査時」は通訳スタッフも同行可能です。また、フレブルやパグ、エキゾチックなどの短鼻種は直行便のCA,MUともに受け入れ不可です。複雑な検疫手続きや渡航ルートのアドバイスなど、蘇州での検疫手続きから国内移動、上海等の近郊都市空港から日本到着までサポートしております。
蘇州市から日本へのペットの帰国手続きサポート及び検疫代行について
【サービス料金】 RMB6,042-
サポート内容
・ご帰国までの必要なお手続きとスケジュールのご案内
・マイクロチップ装着やワクチン接種等、各種手続き時の実績のある検疫指定病院のご紹介、ご予約対応
・狂犬病抗体検査時の書類作成、採血時の通訳立ち合い
・入国予定空港の動物検疫所への事前届出申請
・フライトやクレート(またはキャリーバッグ等)のご案内とアドバイス
・出国前の蘇州市税関検疫検査時の通訳立ち合い
・動物衛生証明書等、日本入国に必要な書類の作成/申請/取得手続き
・日本入国手続きマニュアルのご提供
・出国時の空港立ち合い(上海から出国の場合)
その他に動物病院等や航空会社等で帰国までに必要なる諸費用
:動物病院でのワクチン代や採血費用/検査費用など 約3,500元
:愛犬の蘇州市養犬許可証取得費用(サポートが必要な場合、行政費用を除き800元にて対応しています。)
:土日祝祭日の諸手続きや立ち合い 530元/1回
:ペットクレートやキャリーバッグ等の購入費用(フライト確定後に航空会社推奨品をご案内しています。)
:動物病院へのペットタクシー代、出国時の空港までの移動交通費、お客様ご自身の航空券、ペットスペース費用(JAL,ANAの場合は約1,800元)、日本到着後の日本国内交通費。
蘇州市から日本へのペットの帰国手続きは、非常に複雑です。過去には上海でお手続きをして帰国できるパターンもございましたが、各種の手続きに養犬登記(許可)証や賃貸契約書などが必要となり、本来のルールであるお住まい都市にて諸手続きされることが必須となっております。頻繁に変更される検疫ルールに対応し、確実に連れて帰るお手続きは、ぜひトランジットアジアの代行サービスをご検討ください。










