上海の文化 大都会に残る歴史的住宅地 ー石庫門ー

#わたしたちの日常

みなさん、こんにちは!

明日から労働節の連休に入りますが、どこに行くかもうお決まりですか?

自分は普段、家でゴロゴロするのが一番楽ですね。

どっちかと言うと外出するのがめんどくさい方で、最近は干物女になりかけてます(–;)。。。

なので、今日は自分の家について色々書きまーす。

多分、上海の新天地田子坊に行かれた方はレンガ造りの建物が印象に残ってると思います。

そんな上海のシンボルとも言えるその建物は「石庫門」と言って昔は上海で最も典型的な住宅建築でもありました。

ちなみに、門の枠は石材、戸は真っ黒の漆塗りの厚板を用いられたことからこの名前がついたそうですよ。

集合住居または路地のことを 「里弄 リーロン」、「弄堂 ロンタン」 と言います。

構造は違いますが、北京の胡同(フートン)と同じく、昔の様子を今に伝える貴重な文化財といえますね。

私の家は1920~30年代に建てられたもので、先祖代々住んでいました。

そして今は、もともとこの場所にあったボロボロの家並みが、建てられた当時のようにきれいに修復されて歴史的保護建築物として生まれ変わったんです。

この15年間で前には高速、後ろには高級住宅地が立ちました。

過去と現在が融合した空間、まさに上海の魅力だと私は思います。

特徴は・・・

◆ 中洋折衷スタイル (中国江南様式+欧風様式)

◆ 石の門枠、高い壁

 

◆ 黒塗りで両開きの門、銅の取っ手

◆ 主にグレーオレンジのレンガ使い



◆ 彫刻など西洋風の装飾

今はほとんどの人がマンションや郊外に引越してしまいました。今は路地裏で子どもや犬猫が遊び、お年寄りたちがひなたぼっこする様子も少なくなりましたが、周辺の環境がどんなにモダン化しても昔から変わらないのは近所達の関心とふれあいを大事にする心。

人と人との交流が減少して来たこの時代に「石庫門」住宅地は心から暖かいモノを感じられる場所なんです。

by @my

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