2025年 ペットの帰国必須手続き 抗体価検査のスケジュール

#ペットと一緒

将来「ワンちゃん」「ネコちゃん」を上海から日本へ連れて帰る為に必ず必要な狂犬病抗体価検査に関するご案内です。
日本への帰国に備えて、一緒に連れて帰れるようお忘れないようお手続きをしておきましょう。
トランジットアジアでは日本語によるフルサポートで抗体価検査の代行サービスを行っています。

2025年 抗体価検査 血清発送のスケジュール

1回目 01月06日までに採血した血清 → 01月16日に検査機関へ発送します。
2回目 04月10日までに採血した血清 → 04月20日に検査機関へ発送します。
3回目 09月10日までに採血した血清 → 09月20日に検査機関へ発送します。
4回目 12月10日までに採血した血清 → 12月20日に検査機関へ発送します。

【採血時のご利用条件】
生後91日以上を経過後にISO規格のマイクロチップを装着していること
マイクロチップ装着後に狂犬病予防注射を30日以上の間隔を空け免疫指定動物病院で2回接種していること
*または、採血時に狂犬病予防注射の接種を動物病院で行うことで、前回の狂犬病予防注射の接種日から30日以上経過しかつ1年未満であること
*ワクチン手帳に免疫指定病院で狂犬病予防注射を接種した証明がされ、かつ免疫指定病院の認印がされていること
*犬の場合、上海市の免疫証・養犬登記証を所持していること(ネコの場合は飼育者様の上海市内の賃貸契約書コピーが必要です。)
トランジットアジアでは2回目の狂犬病予防注射後、10〜21日後に採血されることを推奨させて頂いております。

【手続き内容】
各期日までに動物病院(申普動物病院本院)にて、弊社日本人または日本語対応のペット担当スタッフが検査の立会い、通訳を行い採血を行います。
*採血した血清は税関への輸出検疫申請を行います。その為、ワクチン手帳等は一時お預かりさせて頂き、後日ご返却いたします。
*必要書類等は、トランジットアジアが作成し、検査、検疫書類申請、検験検疫局からの輸出検疫書入手まで行います。
*採血後の血清は、トランジットアジアにて冷蔵(または冷凍)保存を保ち、日本の血清検査機関まで搬送します。

【手続き例】
・2年以内に帰国が予想される場合(抗体検査の証明書の有効期間が採血日から2年間のため)
・いつでも日本に連れて帰れる条件を満たしておく場合(2年に一度の定期的な抗体検査を推奨)


動物病院での採血の様子

採血後のワンちゃんネコチャン達の血清

お預かりした血清は、日本発送前に国外への持ち出し検疫申請を行い、検疫証明書を入手します。

上海税関にて検疫証明書を入手

日本到着後、1本1本検疫カウンターで確認しています

検疫検査後に「検疫済」を証明

相模原市の検査施設までお届け


検査結果は検査施設に血清が到着後 約2週間程度となります。
検査結果証明書原本は、後日トランジットアジア上海オフィスにEMSで到着後、お客様のご自宅へ宅配またはご持参いたします。

抗体価検査の費用に関して

血清検査と搬送サービス費用:3,800元(帰国手続きお申込みで実質2,800元)
*動物病院の採血費用、検査施設での検査費用等全てが費用が上記に含まれます。
*当社の血清検査サービスをご利用頂き、その証明書で日本への帰国検疫代行をご依頼頂いた場合1,000元割引になります。

【ご利用のご注意】
上記日程でお手続きをされ検査結果が合格した場合は合格した検査証明書にて、採血日から180日以降〜採血日から2年までの期間に係留なく日本へ連れて帰ることが可能な証明書となります。
ただし次の1または2に該当する場合、検査結果の合格をもって180日の待機期間なく採血日〜2年間は係留なく日本に連れて帰ることが可能です。
・1 日本から連れて来たワンちゃんやネコちゃんで、日本出国前に狂犬病抗体価検査を行い、かつ中国で継続して狂犬病予防注射を行っている場合
・2 過去に狂犬病抗体価検査を行い検査結果が合格し、かつ継続して狂犬病予防注射を行っている場合

非常に稀ですが、体内に作られた抗体価の数値が低く一定基準に満たさない(検査結果が不合格となる)場合がございます。
上記サービスは狂犬病抗体価検査の合格を保証する内容のお手続きではございません。
予めご了承ください。

お問い合わせは、お申し込みはトランジットアジア上海オフィスまたは担当者Wechatまで
オフィス:021 3208 7880
メール:shanghai@transit-asia.com
担当者微信:松雪(微信ID: smatsuyuki)


「狂犬病抗体価検査」とは?

上海で「ワンちゃん」「ネコちゃん」と暮らすみなさま。将来日本に連れて帰る為の「狂犬病抗体価検査」はお済みですか?

日本に連れて帰る為には狂犬病ワクチンを接種後に、ワンちゃんネコちゃんの体内に狂犬病の抗体が一定基準値以上あることを、日本の動物検疫所指定の検査施設で検査を行い検査結果の証明書が必要です。また、この検査施設は中国にはありませんので、日本やその他の国の検査施設に輸送または持ち込みが必要です。

さらに、日本に連れて帰る為には、血清の検査の為の採血を行なった日から180日以上経過した後でないと、日本に連れて帰ることができません。
(180日未満で日本に連れて帰った場合は、不足日数分は日本の到着空港で係留となります。)
*過去に狂犬病交代価値検査を行い検査に合格し、継続して狂犬病ワクチン接種を行なっている場合は除く。

日本では、狂犬病予防法により1950年代に狂犬病は撲滅しています。海外からの侵入を防ぐ為にも、諸外国と比較し適切なルールがあります。いざ帰国! 急な帰国! に諸手続きが間に合わなくならないように、前もって準備をしておきましょう。

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