将来「ワンちゃん」「ネコちゃん」を中国から日本へ連れて帰る為に必ず必要な狂犬病抗体検査に関するご案内です。
日本への帰国に備えて、不備なく一緒に連れて帰れるようお手続きをしておきましょう。
トランジットアジアでは日本語によるフルサポートで抗体価検査の代行サービスを行っています。

初めて中国で「狂犬病抗体検査」をされる場合、その検査の為の採決日から180日経過してから日本に係留なく入国が可能になります。
さらに、狂犬病抗体検査証明書の有効期間は２年間です。急な帰国に備えて、中国滞在中は１年に１度の狂犬病予防注射と２年に１度の狂犬病抗体検査を継続されることを推奨しています。

【採血時のご利用条件】
生後91日以上を経過後にISO規格のマイクロチップを装着していること
マイクロチップ装着後に狂犬病予防注射を３０日以上の間隔を空け免疫指定動物病院で２回接種していること
*または、採血時に狂犬病予防注射の接種を動物病院で行うことで、前回の狂犬病予防注射の接種日から３０日以上経過しかつ１年未満であること
*ワクチン手帳に免疫指定病院で狂犬病予防注射を接種した証明がされ、かつ免疫指定病院の認印がされていること
*犬の場合、上海市の免疫証・有効な養犬登記証を所持していること（猫の場合は飼育者様の上海市の賃貸契約書コピー、境外人員住宿登記表が必要です。）
トランジットアジアでは２回目の狂犬病予防注射後、10〜21日後に採血されることを推奨させて頂いております。

【手続き内容】
*日本の動物検疫所の規定に沿ったワクチン接種等をされているか、ワクチン手帳などを拝見し抗体検査を行える状態かを確認いたします。
*抗体検査の為の採血は動物病院にて弊社日本人または日本語対応のペット担当スタッフが立会い、通訳を行い採血を行います。
*採血した血清は税関への輸出検疫申請を行います。その為、ワクチン手帳等は一時お預かりさせて頂き後日ご返却いたします。
*必要書類等は、トランジットアジアが作成し、検査、検疫書類申請、検験検疫局から輸出検疫書を入手します。
*採血後の血清は、トランジットアジアにて冷蔵（または冷凍）保存を保ち、日本の血清検査機関(RIAS)まで搬送します。
*検査結果の判明後に検査証明書をお届けいたします。

血清検査と搬送サービス費用：3,000元

*動物病院での採血費用や検査施設での検査費用は別途実費になります。

【ご利用のご注意】
血清検査結果が合格した場合は合格した検査証明書にて、採血日から180日以降〜採血日から２年までの期間に係留なく日本へ連れて帰ることが可能な証明書となります。
ただし次の１または２に該当する場合、検査結果の合格をもって180日の待機期間なく採血日〜２年間は係留なく日本に連れて帰ることが可能です。
・１ 日本から連れて来たワンちゃんやネコちゃんで、日本出国前に狂犬病抗体価検査を行い、かつ中国で継続して狂犬病予防注射を行っている場合
・２ 過去に狂犬病抗体価検査を行い検査結果が合格し、かつ継続して狂犬病予防注射を行っている場合
・３　動物病院での診察費用や採血代、血清検査機関での検査代は別途に費用がかかります。
　　　（検査機関検査代：https://www.riasbt.jp/pages/51/）
非常に稀ですが、体内に作られた抗体価の数値が低く一定基準に満たさない（検査結果が不合格となる）場合がございます。
上記サービスは狂犬病抗体価検査の合格を保証する内容のお手続きではございません。
予めご了承ください。

お問い合わせは、お申し込みはトランジットアジア上海オフィスまたはメールにて
オフィス：021 3208 7880
メール：shanghai@transit-asia.com

動物病院での採血の様子

上海税関にて検疫証明書を入手

検疫検査後に「検疫済」を証明

採血後のワンちゃんネコチャン達の血清

日本到着後、検疫カウンターで確認します

相模原市の検査施設までお届け

トランジットアジアでは、愛犬・愛猫などのペットとの帰国手続きサポートを始めて17年。これまで全てのお手続きを不備なく無事故を継続しています。

上海でペットと暮らす犬好き猫好きスタッフが対応していることや、主要事業である国際輸送等のノウハウに長けたスタッフがいるので、帰国時にペットを載せる航空会社の選択やクレートのアドバイスもしております。

さらに、抗体検査手続きを当社にて行って頂いた場合は、帰国時の検疫代行サポート費用が通常価格の約半額になる特典もあります。

上海で愛犬・愛猫と暮らす皆さま。帰国手続き全般にご不安がありましたら、まずはトランジットアジアまでご相談ください。