日本を知る 書店で見かける「知日」は日本人も知らない日本が盛り沢山。

#わたしたちの日常

トランジットアジアの松雪です。
いつもありがとうございます。

海外に住んでいると、日本の話題についていけないものの、敏感にはなっている気がします。
外から見る日本。外からだから感じる日本。海外生活が長くなればなるほど色々な事に気がつくものです。

例えば、日本の買い物は「過剰すぎ?」と思うくらいの丁寧な包装と持ち手に負担の掛からない考え抜かれた紙袋。
良くも悪くも、海外にいると「そこまで必要ないんじゃない?」と考えてしまいます。
日本にいた時は、それが普通で違和感すら感じませんでしたけど。

そんな異国で感じる日本を、現地の方はどう見ているのか?
日本人も知らないような、奥深い日本の文化や芸術、生活にスポットを当てた雑誌「知日」が最近面白くて読んで(眺めて)ます。

  

中国語の雑誌ですが、写真やイラストが多い事と、自国の事なので、ペラペラ雑誌をめくっているだけでもなんとなく内容がわかります。

これまで沢山のテーマで発刊し、例えば「設計力」「歌舞伎」「犬」「手帳最高」「源氏物語」など、日本独特の文化や娯楽などをオタク的に奥深く調べ上げ毎号紹介していますが、いわゆるクールジャパン的な要素と、中国の商品やサービスに上手くベンチマークされる材料としてはうってつけではないかと思います。

また、日本人も知らないような内容までの取材力も面白く、漢字と睨めっこしながら、愛読しています。

  

トランジットアジアでも「生活設計」と題し、整理収納の概念と引越しサービスを融合した新しいサービスを中国で展開していますが、モノに溢れた時代から、いかにモノを減らすかに向き合う整理収納技術などは、住宅のスペース、核家族化、デフレなどの背景から今や日本でブームを巻き起こしてます。

一方、中国の各都市でも富裕層の増加とともに、都市の再開発で住宅環境の変化が更にスピードを増し、時間や経済、そして精神的な豊かさを大切にする人が増加しているように感じます。

「知日」で紹介されるテーマは、中国でも受け入れられ易い日本の文化が多く、中国でのビジネスヒントになることも沢山あります。

中国在住の日本人の方にも、あらためて日本を知る機会として参考にして頂ければと思います。

あちこちの書店でも見かけますが、威寧路のビンゴ広場ー東棟2階の書店(ちょうどユニクロさんの上あたり)は数がそこそこ揃っていました。

知日ZHIJAPAN : https://weibo.com/p/1005051894091913(微博)

 

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