パッケージ・キャッチフレーズからお味まで微妙続きの・・・中には本家もあり。

#わたしたちの日常

引越しの「トランジットアジア」松雪です。

すこぶる冷え込みの激しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

毎晩寒さでコタツから出られず、そのまま寝てしまい毎朝後悔してます。。。夜中に零下が予想される日はマンションの部屋の水道菅も凍ってしまうこともある上海なので、そんな日は少し蛇口からポタポタ程度の水を出しておくのが上海流で、蛇口の凍結を防げるそうです。

上海あるあるですが、日本食のお店によってはメニューの日本語が微妙で思わず「ぷぷっ」と笑ってしまう日本語に遭遇することが多々あります。

もちろん日本のサービスとか日式と書かれたお店などでもお目にかかる可笑しな日本語たち。

かくゆう私達日本人も日本で「かっこいい」と思って買った洋服に書いてある英語なんか、欧米人が読んだら「ぷぷっ」となることがあるそうなので、万国共通なんでしょうね。

そんな日本語の書かれたパッケージやキャッチフレーズのお菓子、そして本家日本のお菓子の中国版をいくつか食べ比べしてみました。

 

エントリーナンバー1番

日本ではもうお馴染みの東京バナナ。その東京バナナ風のお菓子。その名も「TOKYO BANANA CAKE  東京香蕉ケーキ」。

製造は福建省のようです。添加物がっつりな感じがしますが、味は可もなく不可もなくでしたが、本家の東京バナナに比べるともちろんもっちり感もなければ、中にペースト状のバナナもなし。もさもさパサパサした焼き菓子でした。

エントリーナンバー2番

フクおいしいク うぐい銅ラ焼  「どら焼き」と「ういろう」をモチーフ&ミックスした斬新なお菓子。

こちらも福建省の製造です。原材料などのところに書かれた販売をしてる象山園食品さんですが、後に出てくるエントリーでも同社の製品があります。とっても気になる会社さんです。パッケージの右上ロゴにも「Elph Park」(エレファントパーク?)と。

で、このどら焼き。パッケージの通り、こしあんの中にほんのり名古屋のういろうの香りと味が楽しめました。しっとりした感じも日本のどら焼きに近く、思いのほか美味しかったです。

1個1個が小分けされているので、バラマキお菓子にも向いています。もう一つ気になったのは、キャッチフレーズ。

「フク美味しい」で終われば良かったものの、なぜか「フク美味しいク」と。最後にカタカナの「ク」を入れたあたりが斬新です。

エントーナンバー 3番

こちらも福建省の象山園さん販売の海苔(のり)せんべい。海の味を楽しむおいしい

キャッチフレーズの微妙さと、青と赤の文字色の間違いがなかなかなパッケージです。しかもこのパッケージ。某お茶漬けを思い出してしまいませんか?

ほんのり海苔味とシャキシャキな感じで、日本の「おっとっと」を思い出しました。

これ美味しいです。

エントリーナンバー 4番

ドラえもんのクッキービスケット。なんとも「クッキー」ならぬ「クッキ」です。TOPのクッキーと(TOPというのは何か不明)クッキーとしっかり書いてあるのに、キャッチはクッキ。

パッケージのドラえもんがヨダレ出しまくりです。どうせならどら焼きの方がいいと思うのですが、ドラえもんの顔型クッキー。

サブタイトルは「あなたの1日の日光を充満して、1つの良い気持ちを持っていて」。文章が途中で終わってる感じがして、この続きが気になる。こちらはアモイの食品会社さんです。

エントリーナンバー 5番

福建省から化粧箱入りの桜のゼリー。

みずみずしいゼリーの中には桜の花が入っています。。可笑しな日本語もなく、出来栄えとしては今回のエントリーの中では完成度抜群です。和紙を使ったり、化粧箱に入れたり、パッケージにこだわりを感じます。

エントリーナンバー 6番

蒲焼きスナック。「かっぱえびせん」と「とんがりこーん」を蒲焼き味ソースで一緒に食べたような味(食べてませんけど。。)

いきなり 「の蒲焼味」と来るところがおもしろい。「の」は中国の方には馴染みのある日本語No.1ではないでしょうか?

「の」が書かれていると、なんとなく日本語、日本式と思ってくれるそうです。

蒲焼き味は日本人にも馴染みがあるし、味が濃くないので食べやすかったです。

エントーナンバー 7番

最後はみんな知ってるペコちゃんのキャンディー。そう不二家さんです。こちらは本家不二家さんの現地会社による製造販売でしょうか。

こちらは浙江省杭州から。側面には不二家さんお名前もあるので、本家ではないでしょうか。どうりで箱もものすごく開けやすかったです。あえて日本語表記がないあたり、中国で根付いているんだろうなと感じます。

日本のコンビニと中国のコンビニのおにぎりを食べたことがある人は、もうお気づきだと思いますが、あのおにぎりの「海苔」

なかなか上手く開ける時におにぎりに巻きつきませんよね。あの違いが、こちらの紙のパッケージでもあって、上手く開かない事が多いんですが、こちらのキャンディーの箱は開けやすかったです。そんなところが日本の!なのかもしれませんね。

さていかがでしょうか?一時帰国のお土産には???なお菓子が多かったですが、日常的に中国で触れる日本語を少し紹介しました。

みなさんの身近なところでも、面白い日本語やパッケージがあれば、ブログ記事ページ下部からコメントください。。。

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