上海のペット ワンちゃんの上海市民への道 免疫証明の取得

#ペットと一緒

引越しの「トランジットアジア」松雪です。

 

上海でワンちゃん、ネコちゃんを飼うなら絶対に必要な「免疫証明」。

特にワンちゃんの場合、公安局への養犬登記をして、はれて上海市民(上海わんこ)となれるのですが、免疫証明を取得しないと、「養犬登記」もできないし、日本や海外に連れて行く際に必要となる「衛生証明書」の申請もできません。

ワンちゃん、ネコちゃんを飼われたら、必ず免疫証明の取得手続きをしましょう。

ワンちゃんの場合、免疫証明を取得後、養犬登記もしましょう。

ワンちゃん → 免疫証明カード取得 → 養犬登記

ネコちゃん → 免疫証明カード取得

 

 2011年 上海養犬管理条例

 

      

出典元:   baidu.com                            recordchina.co.jp

 

 

・ 家庭(1世帯)で飼える犬は1匹
・ マイクロチップの義務化

など、とっても具体的な条令です。

さて、この管理条例に沿って、「免疫証明」の取得方法。。

*以下の内容は、いづれ日本や海外へ連れて行く、連れて帰る場合を前提とした、中華人民共和国出入境検験検疫局(検験局、日本でいう動物検疫所です。)の指定病院または分院で手続きをする内容を記載しています。

 

【 動物病院の場所 】

 

政府指定の動物病院は「申普動物病院及びその分院」
虹橋エリアにお住まいの方なら、天山路 x 威寧路に長寧医院(分院)があります。

 

長寧医院は、トリミングや、少しペット用品も売っています。

1F 受付と売店、トリミング、ペットホテルなど

2F 診察

トリミングの価格表

150元くらいで、トリミングとシャンプー。。

売店で売っているペット用品

中国はどこにいっても「Royal Canin」が多いです。

 

【 手順 】

① ISO基準のマイクロチップを動物病院で挿入します。
一般的には首上に挿入します。とても小さなチップですが、普通の注射よりは大きいので、ちょっとワンちゃん可愛かわいそう。。だいたい「キャンキャン」泣いちゃいます。。

② 狂犬病予防接種
狂犬病の予防ワクチンは色々な種類がありますが、1年有効な不活化ワクチンを接種
指定病院では、アメリカの製薬メーカーが販売してる Rabvac3 (中国語:端比克)やMerck社のNobivacを取扱いしています。

③ 指定動物病院で、マイクロチップと狂犬病予防接種が終わると、その場で「青い手帳」、「免疫証カード」、「上海市犬只狂犬病免疫証明」がもらえます。

*狂犬病の予防接種は生後90日以降に接種するのが、一般的です。
*また、マイクロチップ装着前の狂犬病予防接種は一部の条件を除き、有効とみなされない場合があります。

免疫証明カード表面

免疫証明カード裏面

マイクロチップ番号、飼い主の名前や住所、ワンちゃんの品種や色、狂犬病ワクチン接種月などが記載されています。

 

青い手帳

狂犬病の予防接種やその他のワクチン接種などの記録を都度記載する手帳。

母子手帳みたいな感じです。

 

上海市犬只狂犬病免疫証明

上海市指定の動物病院でマイクロチップと狂犬病ワクチンを接種した証明です。

飼い主名、飼い主身分証番号、マイクロチップ番号の記載されたシール貼付け、動物病院の印鑑などが記載されます。

 

ここまで、免疫証明カードと、青い手帳、上海市犬只狂犬病免疫証明の取得までをご案内しました。

 

次回は、①~③の手続きが終了後、公安局(派出所)での養犬登記申請から、養犬登記カード入手までをご案内します。

 

 ちょこっと中国語 =ワンちゃん飼うなら知っておこう!=

マイクロチップ = 芯片(xin1 bian4)

狂犬病 = 狂犬病(kuang2 quan3 bing4)

免疫証明 = 免疫证明(mian3 yi4i zheng4 ming2)

養犬登記証 = 养犬登记证(yang3 quan3 deng2 ji4 zheng4)

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