「MOMOさん」のご帰国。うさぎを日本に連れて帰りました。後編 – 引越しの「トランジットアジア」

「MOMOさん」のご帰国。うさぎを日本に連れて帰りました。後編

上海のペット

引越しの「トランジットアジア」、松雪です。

前編に引き続き、「うさぎ」を日本に連れて帰る手続き「日本到着後」をご案内します。

無事に関西空港に到着した「MOMO」さん。
航空会社からの受け取りは「ワンちゃん」「ネコちゃん」を連れて帰る際と同様に、到着空港の手荷物受取場所に行くと、航空会社の地上係員の方がスーツケースなどを受け取るターンテーブル付近で待機していますので、搭乗券に貼り付けられた手荷物タグの番号照合を確認してケージを受け取ります。

たった3時間のフライトでも、上海でチェックインしてからだと既に約5時間。

ケージを受け取り後は、バゲージエリア内の動物検疫カウンターへ向かいます。
2泊3日の係留期間中用にエサ(牧草など)を持ち帰っている場合は、植物検疫カウンターで検査をして頂き合格証印をもらいます。

動物検疫カウンターでは、「輸入検査申請書」を提出します。渡航前に上海から検査申請書類の記載事項に不備がないか関西空港の動物検疫所に確認して頂いていたので、スムーズに進みました。

検疫カウンターで、「MOMOさん」を渡し検疫所へ連れて行ってもらいます。
飼い主様は税関を通り入国し、検疫所(CIQ棟)へ向かいます。

CIQ棟の動物検疫所では書類の確認や検査を行い、係留施設の佐野運輸さんへ預けます。
飼育に関する届出書(輸出入動物の管理人についての届出書)などを記載し提出します。
到着当日の手続きはここまでです。

あとは、2泊3日後の係留期間を終える日に、迎えに行きます。
CIQ棟は駐車場があるので、お迎えは車で行かれると便利です。

無事に係留期間を終えた「MOMOさん」とご対面。
係留期間中に飼育をして頂いた佐野運輸さんへ2泊3日分の飼育費用のお支払い(うさぎの場合は1日2,000円)
動物検疫所から輸入検疫証明書を受領(家畜伝染予防法に基づき検疫を終了した証明書)

長かった道のりもこれで終了。晴れて日本に入国です。「MOMOさん」頑張りました!。

主な費用
中国でのマイクロッチップ装着や臨床検査 約1,000元
航空会社の超過手荷物扱い運賃 約1,700元
日本での係留期間中の飼育費用 約8,000円(3日間の飼育費用と、係留施設への送料)
(*係留施設への送料ですが、到着便が夜間等の場合、別途夜間料金が発生いたします。)

 


日本に行くことになったライオンロップの「MOMO」さん。
2017年3月生まれ。
日本へ渡航したのが2017年12月、なんと1歳未満で飛行機搭乗。
好物:牧草(小麦)
ちょっと「のほほ〜ん」とした感じの印象でした。

==主な条件==

準備期間:約60日

品種:うさぎ目うさぎ科など全般(但し、ウサギ目なきうさぎ科は別途に厚生省への届出が必要)

検疫条件:
中国検験検疫局の事前許可がある事。
指定動物病院で個体識別が可能なマイクロチップを装着している事。
伝染性疾病(野兎病、兎ウィルス性出血病、兎粘液腫)がそのうさぎの群で発生していない事。
そのうさぎが臨床検査の結果伝染性疾病の病原体をひろめるおそれのない旨の記載された輸出国政府機関が発行の証明書がある事。

日本での係留日数:1日(1日目-到着日、2日目-検査、3日目-検査終了)となり実質2泊3日となります。

**日本の動物検疫所へのリンクはこちら → クリック!

==手続きの手順==

① 日本の到着空港検疫所への確認
**日本語ですし、とても親身になって必要書類や、係留の事を案内してもらえます。
**事前の届出は不要ですが、輸入検査申請書などの書類を入手記載し検疫所に事前確認をしておく。
**係留期間中のエサ用に乾草などを持ち帰る場合、乾草の種類や量を植物防疫所へ持ち込み可能か確認する。
**係留期間中の飼育管理会社に予約を入れる。(関西空港の場合は佐野運輸さん)

② 中国の検験検局から許可を確認

③ 帰国便の決定と動物積載スペースの予約

④ 指定動物病院で個体識別マイクロチップの装着(出国30日以上前まで)及び同意書や状況説明書類等の提出

⑤ 指定動物病院の担当獣医師による臨床検査(7日前)及び検疫関連書類の入手
**発行される書類はスペルミス、日付誤記が頻繁に起こりますので要注意。
**検疫書類を入手後、内容に不備がないか日本の検疫所へメールで送り確認する。

⑥ 出発2時間前に空港チェックインカウンターで検疫申請と超過手荷物料金の支払い

ここまでが中国側での出国までの手続きとなります。
特に一番の難関は②の許可を取得するところです。トランジットアジアでもスタッフ総出で許可取得に動きます。それでも時間を要す手続きですので、日本へ連れて帰るご予定のある方は、早めにトランジットアジアまでご相談ください。


後編では「日本の空港に到着してからの手続き」と「係留や費用について」をご紹介しました。



本ブログの内容は、上海から関西空港へ帰られた(?)、移住した(?) うさぎ「MOMOさん」と飼い主のご家族の皆様のご協力とご承諾を得て、諸手続き書類や「MONOさん」の写真を掲載させて頂きました。

上海でうさぎを飼われている方へ、少しでも情報になればとたくさんの情報を頂きました事、この場を借りてお礼申しあげます。

日本でも「MOMOさん」元気な様子で良かったです!

  

MOMOさんの写真をお送り頂き、ありがとうございました〜。

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松雪 信
豪州など各国5拠点の海外勤務を経て、2008年より北京駐在、2015年7月からは上海駐在。 中国駐在10年越え、物流業界25年、これまでに手掛けた引越しは5500件以上。 整理収納アドバイザーとして、「モノもココロも片付くRe・Start 引越し」を提案。 ペットオーナーだからわかる、中国入出国検疫手続きサポートをはじめ、在住者向けの情報発信の傍ら、たまにラジオMCも。。

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